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スタッフのひとり言
広報の高橋です!
10月に入ってからはめっきり「寒い」と感じる時間が長くなりました。
ちょっと前までは35℃あったはずなのに、今朝の情報番組ではもう初冠雪の話が・・
夏の疲れが出たり、朝晩の冷え込みに体が冷えてしまったしやすいので、先手先手で気温の変化に対応していきたいものですね。
さて、今日は生活に癒し与えて暮らしを彩るアイテムのご紹介です。そのアイテムとは『鎖樋(くさりとい)』です!
文字を見ると鎖樋って??と思われる方も多いと思いますが、「知ってるけど名前は知らなかった!」という方が
ほとんどと思われる、結構認知度の高いアイテムなのです。
なかなかピックアップされないアイテムだと思いますので、鎖樋の歴史や鎖樋の進化などをご紹介したいと思います。
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【目次】
1.鎖樋とは
2.鎖樋の役割
3.鎖樋の進化
1.鎖樋とは
鎖樋とは一般住宅などの建物で使用されている雨樋の一部で、
主に軒先から地面に向かって垂らして使用する鎖状の雨樋の事です。
■そもそも雨樋とは?
→樋(とい)とは、屋根面を流れる雨水を集め地上あるいは下水に導くための装置、設備。
建築では特に雨水などの液体を運ぶのに用いる雨どい・雨といのことをいう。(出典:Wikipedia)
そう今回のひとり言のトップページで掲載している画像、これが雨樋です!
雨や雪解けのみずを屋根から落下することなく下水に運んでくれる雨樋は、日本のすまいには
必要不可欠という位すまいに与える役割はとっても重要です。
特に新潟県は積雪時の対応も必要となる為、雨樋と関連して積雪の落下対策や雨樋の強度なども注意が必要となり、
すまい作りにおいてなくてはならない設備なのです。
そしてその雨樋のうち、地面の下水に導く箇所を鎖状の雨樋にしたものが鎖樋です。
2.鎖樋の役割
鎖樋の役割は【雨水の排水】【排水の視覚化】です。
雨水の排水は鎖樋に限らず、通常の雨樋でも最も重要な役割ですが、鎖樋は特に雨樋の中でも地面や下水に導く樋である
竪樋(たてとい)の役割を担ってくれています。
そして竪樋と鎖樋との大きな違いは【雨水の流れの視覚化】です!
雨水の流れを視覚化することで心が安らぎ、癒される効果があるのですが、その理由を下記に記してみました。
鎖樋は日本が発祥といわれており、雨の日にはつい見入ってしまい時間を忘れてしまうほどです。
ではなぜ見入ってしまうのでしょうか?それは【1/f ゆらぎ】による効果なのです。
■1/f ゆらぎとは?
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。
ただし f は0より大きい、有限な範囲をとるものとする。(出典:Wikipedia)
何だか難しい言葉が並んでいてすぐには理解できませんが、簡単に言うと
「規則性のあるものと不規則なものが調和したときに人は心地よいと感じる」ということのようです。
海や河川・小川のせせらぎなど自由に流れる水の動きって、ずっと見ていても飽きないのは【1/Fゆらぎ】だったんです。
そして水だけに限らず、雲の動きや炎のゆらぎなども同じで心が安らぎ癒しを感じるのこの自然の現象が、鎖樋でも起こっているのです。
■以前ひとり言でも紹介させていただきました。【1/fゆらぎ】のひとり言はこちら。
→https://www.hikari-kenkou.co.jp/monologue/?id=190
3.鎖樋の進化
鎖樋というと「純日本家屋に昔ながらの設備」という印象ですが、実は進化しており素材やデザインなど、ひと昔前とは大きく変わりました。
主な材質はステンレス・銅・プラスチック・真鍮など様々ありますが、特にモダンさや高級感を感じたい方には金属製がおススメです!
デザインも現代にのすまいに合わせて洋風やシンプルモダンに仕上げてある物もありますし、
また鎖樋の受け皿の役割を果たしている水受けも様々あり、雨の日のすまいを彩ってくれる貴重なアイテムとなるはずです。
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鎖樋、いかがでしたでしょうか。
以前と比べて見かけることも減ったかもしれないアイテムではありますが、植栽との相性も良いですし、
確実にファサードデザインのアクセントとしてもポイントとなりますし、雨水を植栽の水やりに使用しやすくなるという利点もあります。
何よりも【雨をすまいのデザインに取り込む】ことができる貴重なアイテムですので、家づくりをお考えの方はご検討してみてはいかがでしょうか。
そして実は現在工事が進んでいる新潟市北区N様邸も鎖樋を設置しています!
設置することになった経緯は、今までお打ち合わせで感じたN様の好みに合わせて社長古沼が提案させていただいたことがきっかけでした。
そして結果的にN様に大変喜んで頂いたアイテムなんです(*´▽`*)
世界に一つだけのN様のすまい、N様が心から喜んで頂けるようこれからも工事を進めていきます!
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