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スタッフのひとり言
広報の高橋です。
昨日の新潟県、予想外の大雪に驚きましたね(^^;
雪が降ってもこんなに積もることももうないのかな・・
なんて思ったしまった自分を反省するくらいびっくりしました。
でもびっくりする反面、「やっぱり新潟の冬はこうでなくちゃ!」と思いながら庭の雪景色や雪が降る様子を眺めて、
癒されたりまったりする時間が出来て幸せ感じていました。
ところで皆さんは雪は好きですか?
雪って、除雪やタイヤ交換、歩きにくいし運転が怖い・・何だか悪い事ばかり出がちではあります。
でも空から雪が深々とゆっくり降る様子は、他の季節にはないゆったりと時間が流れているような気持ちにさせてくれますし、
適度に降るなら「静かに雪を楽しみたい」と思わせてくれたりもしますよね。
特に今年は暖冬で1月2月には例年のような雪が降らずちょっと寂しいと感じる事すらあり、ただの『無いものねだり』かもしれませんが
私はちょっと物足りなさを感じていたので、今回降った予想外の大雪で「雪ってやっぱりいいな」としみじみと思いました。
その理由は『雪見の美しさ』を感じたからです。
ということで、『雪見』について、ご紹介させていただきたいと思います(´▽`)
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日本には冬の雪、秋の月、春の花を表した「雪月花」という言葉があるように、雪見をする文化がありました。
雪見とはその名の通り雪景色を眺め楽しむ事、またそれを目的とする宴の事で別名「観雪」「賞雪」ともいうそうです。
また聞き覚えのある「雪見酒」や「雪見船」という言葉はその様子を表す言葉ですし、更には古くから雪には「天花(てんか)」
「瑞花(ずいか)」「牡丹雪(ぼたんゆき)」など様々な呼び方があり、そのほとんどが【花にまつわる呼び方】だそうです。
雪は「冬に咲く花として」例えられており、現代以上に雪から様々な美しさを感じ取っていたことを感じさせてくれます。
それと同時に、日本建築では雪を楽しむ工夫がされた屋敷も発展しました。
・雪見障子
障子の下半分にガラスがはめられた障子で、障子を半分上げることで外の雪景色を楽しむことができる建具。
・雪見風呂
露天風呂・内風呂などで雪景色を見ながら入れるお風呂。
・雪見庇(ゆきみひさし)
庭の雪を眺める為に大きくせり出した庇。
雪だけに限らず1年快適に過ごす為に庇を長く取ったすまいも増えていますし、雪見障子は現代の新築住宅でも用いられることが多い建具です。
古来より楽しんできた雪見を目的とした建築の工夫が残っているものがあることに誇りを感じますし、
それくらい日本のすまいにとって雪見は身近なものと言えるかもしれない、と改めて感じました。
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最近の家づくりでは「雪国でどう快適に過ごすか」に重きを置いているすまいが多いかもしれません。
確かに雪見を楽しむよりも重要なポイントであることは間違いないと思うのですが、雪見風呂は温泉宿の特徴として
アピールしているくらい魅力的でもありますし、庭園があるお宿には部屋から雪景色を楽しめる雪見障子があるお部屋もとっても素敵で、
それくらい雪見には人を引き付ける力があることも確かです。
雪が沢山降ると除雪や通勤も大変ですが、雪の美しさを暮らしに取り込むことで季節の移ろいを楽しんだり、
日常を彩ってくれることで豊かな暮らしが送ることができます。
もちろん、ウインタースポーツや雪まつりなど雪があるからこそ楽しめることもあることも忘れてはいいけません(^^♪
辛い部分だけがピックアップされがちですが、実は色々な楽しみ方が出来る「雪」。
せっかく新潟に住んでいるなら、暮らしに雪のいいところを取り込めたら今まで以上に雪が好きになるかもしれないと思いました(´▽`)
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同じすまいは作りませんし、お施主様の叶えたい暮らしに合わせてご提案とお打ち合わせを重ねながら、理想のすまいをカタチにしています。
もちろん建具のデザインや加工も自社で行っている為、今回ご紹介した建具や庇もカタチにすることも可能です。
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