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スタッフのひとり言
広報の高橋です。
12月としての積雪として38年ぶりの大雪となった新潟県。
昨年も大雪でカーポートや倉庫が倒壊したなどの情報が飛び交いましたが、今年もその可能性が高いと感じました。
今日から「クリスマス寒気」が来る予報となっており、新潟県内では小中学校が休校の措置を取る箇所も出ているくらい
非常に警戒が必要な寒気のようです。
そんな大雪の時に便利なのはカーポートやガレージです!雨や雪から車を守るだけでなく乗り降りのストレスも軽減される、
どんよりとした空模様が多い新潟には欠かせないアイテムですよね。
しかしながら今回のような降雪時に注意したいのは住宅と共に積雪量に応じて雪下ろしが必要になるということです。
特にアルミカーポートの場合は特に積雪に注意が必要となりますので、今回はアルミカーポートの【降雪目安】と【雪下ろし時の注意点】に
ついての特徴や注意点をまとめてみました。今年の冬のお役に立てたら嬉しいです!
■アルミカーポートの積雪目安
カーポートは積雪量に応じた強度がありますので、購入の際にはおおよその積雪量を想定しておく必要があります。
一般的なカーポートは積雪約20センチに設定されていますが、新潟県で20㎝の積雪なんてあっという間ですよね。
その為、新潟県の建築基準法では「積雪地域用カーポート(100センチ以上)」を設置するよう、定められていますので
100センチ以上の耐雪地域用カーポートを選定する必要があります。
目安となる積雪量はメーカー各社設定値は様々ですが、耐雪仕様ではおおよそ下記の分類で分けられているようです。
~積雪100センチまで
~積雪150センチまで
~積雪200センチまで
この数値を見て皆様どのように感じますでしょうか?
出来れば余裕をもって設定したいと思いつつも、「100センチまで積もらないんじゃない?」とお思いの方も
いらっしゃるのではないでしょうか?しかし、上記の積雪量において注意したいのは【新雪状態】での数値であるということです。
当たり前のことながら、湿った雪なのか乾いた雪なのかで重量も変わります。
ザラメ雪のような比重の重いものの場合、設定している積雪の半分以下の高さで雪下ろしが必要となりますので特に注意が必要なのです。
ちなみに今回の大雪では、雪が少ない海沿いでも12時間で60センチ以上積もったとのことでした。
短時間でこれほどまでの降雪があると、朝出勤して帰ったころには「100センチ積もってる!」ということもあり得ない話ではありません。
平日であればすぐに雪下ろしが出来ない方も多いと考えると、昨年カーポートが倒壊した案件が多く発生したことも頷けますし、
100センチの耐雪タイプと言っても安心できない要素も沢山あります。
家族や近隣の方、子供達の安全の為にも、急激な天候の変化にも対応できる安心安全なカーポートでありたいですよね。
■アルミカーポート雪下ろし時の注意点
積雪量に応じてカーポートの雪下ろしが必要となりますが、その際の注意点を下記に上げてみました。
1)カーポートの上に乗らない
積雪地域用カーポートでも屋根に乗るのは危険です。
周りに注意しながら、専用の雪下ろしブラシや柄の長いブラシ等を使用して行いましょう。
2)雪に水やお湯はかけない
水分を含んだ雪はどんどん重量が増してしまいますし、凍結しやすくなりますのでかけないようにしましょう。
2)融雪剤は使用しない
融雪剤はカーポートの金属部分のサビ発生の要因となってしまいます。
支柱付近などにも使用しない、もしくは洗浄をしっかりと行うことを忘れないようにしましょう。
・電線や歩行者等に注意する
ある程度長さのあるブラシを使用することが多いと思いますので、
電線や歩行者への落雪などにも注意が必要しながら行いましょう。
・できるだけ2人以上で作業する
突発的に何が起こるか分かりません。毎年落雪で命を落とす方もあとを絶ちませんので、出来る限り2人以上で作業しましょう。
以上、アルミカーポートへの積雪や雪下ろし時の注意点をまとめてみましたが、冬を快適に過ごす為のお役に立てたら幸いです。
雨や雪だけでなく日差しを遮ったり遊び場にもなり、年中通して利便性が高いアルミカーポート。
カーポートについてお悩みやトラブルがございましたら、いつでもご相談ください!
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